エルザ・スキャパレリとは?
えるざすきゃぱれり
エルザ・スキャパレリは、イタリア出身のファッションデザイナーで、シュルレアリスム芸術とファッションを融合させた奇才として知られます。
エルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli、1890〜1973年)は、イタリアのローマで生まれたファッションデザイナーで、1920〜40年代にパリを舞台に活躍しました。若いころからアヴァンギャルドな芸術思想に惹かれ、パリに移り住んでファッションの世界に入りました。
スキャパレリが他のデザイナーと大きく異なるのは、ダリやコクトーといったシュルレアリスムの芸術家たちと積極的にコラボレーションしたことです。1937年にサルバドール・ダリと共同制作した「ロブスタードレス」や「靴の帽子」は、服飾の概念を超えたアート作品として今日も語り継がれています。ショッキングピンク(現在も「スキャパレリピンク」と呼ばれる)を流行させたことでも知られています。
彼女のデザインの特徴は以下のとおりです。
- シュルレアリスム的なトロンプ・ルイユ(だまし絵)技法の衣服への応用
- 骸骨や昆虫など奇抜なモチーフの採用
- ジッパーや人工素材など当時の新素材の先駆的使用
- 強烈な色彩と挑発的なユーモアの表現
第二次世界大戦でメゾンを閉じ、1954年に引退しましたが、その革新的なスピリットはその後のファッション界に多大な影響を与えました。現在もブランド「スキャパレリ」はパリで活動を続けており、彼女のアヴァンギャルドな遺産を受け継いでいます。
使い方・例文
「ファッションとアートの境界を超えた作品として、エルザ・スキャパレリとダリが共同制作したロブスタードレスが展覧会で展示されていた」というように、ファッション史や現代アートの話題で登場します。
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