エドワード3世 (イングランド王)とは?
えどわーどさんせい
エドワード3世とは、14世紀のイングランド王であり、百年戦争を開始しフランス王位を主張した中世騎士道文化の象徴的な君主です。
エドワード3世(1312〜1377年)は、イングランド王として1327年から1377年まで約50年間にわたり在位しました。父エドワード2世が廃位された後、14歳で王位を継承しました。
最大の功績のひとつは、フランス王位への継承権を主張して百年戦争(1337〜1453年)を始めたことです。母イザベルがフランス王族の出身であったことを根拠にフランス王を名乗り、クレシーの戦いやカレー包囲戦で大きな勝利を収めました。また、黒太子と呼ばれた息子エドワードもポワティエの戦いでフランス軍を破るなど、この時代のイングランド軍は高い戦闘力を誇りました。
国内では騎士道精神を重んじ、伝説のアーサー王にちなんでガーター騎士団を創設しました(1348年頃)。これはイングランド最古の騎士団として現在も存続しています。また、ペスト(黒死病)の大流行がこの時代に起こり、イングランドをはじめ欧州各国に甚大な被害をもたらしました。
晩年は支配力が弱まり、議会の権限が強化されるきっかけにもなりました。イングランドの中世史・騎士文化・英仏関係を語るうえで欠かせない王として位置付けられています。
使い方・例文
「エドワード3世がガーター騎士団を創設した」のように、中世イングランド史や百年戦争の解説で頻繁に登場します。
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