エドワード・モーガン・フォースターとは?
えどわーどもーがんふぉーすたー
E・M・フォースターとは、20世紀初頭の英国を代表する小説家で、階級・文化・人間的つながりをテーマにした作品を書き、『インドへの道』『眺めのいい部屋』などで知られます。
エドワード・モーガン・フォースター(Edward Morgan Forster、1879〜1970年)は、イングランド出身のイギリス人作家・批評家です。ケンブリッジ大学キングス・カレッジに学び、後にそのフェローとなりました。ブルームズベリー・グループと呼ばれる知識人集団とも深い交流を持ちました。
フォースターの小説は、ヴィクトリア朝的な因習と近代的な個人の解放との葛藤を中心テーマとしています。代表作には次のような作品があります。
- 『眺めのいい部屋』(1908年)――イタリアを舞台に英国的階級意識から解放されてゆく若い女性を描く
- 『ハワーズ・エンド』(1910年)――異なる社会階級の家族が土地と遺産をめぐって交錯する物語
- 『インドへの道』(1924年)――植民地インドを舞台に英印間の文化的誤解と権力構造を鋭く問う
彼のモットーとも言われる「Only connect(ただ繋がれ)」というフレーズは『ハワーズ・エンド』に由来し、人間同士の真の理解と交流を求める姿勢を象徴しています。同性愛をテーマにした長編『モーリス』は生前非公表とされ、没後1971年に刊行されました。
20世紀英文学の最重要作家のひとりとして、現在も世界中で読まれています。
使い方・例文
「フォースターの『インドへの道』は、植民地主義を文学的視点から問い直す作品として英文学の授業でよく取り上げられます」という形で参照されます。
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