エウジェニオ・モンターレとは?
えうじぇにおもんたーれ
エウジェニオ・モンターレはイタリアの詩人で、1975年のノーベル文学賞を受賞した20世紀イタリア詩の巨人です。
エウジェニオ・モンターレ(Eugenio Montale、1896〜1981年)はジェノヴァ生まれのイタリアの詩人・文学評論家・翻訳家で、1975年にノーベル文学賞を受賞しました。20世紀イタリア詩の中でも最も重要な詩人の一人と広く評価されています。
独学で音楽と文学を修め、第一次・第二次世界大戦をはさむ激動の時代を生き抜きました。ファシズムに反対したため、フィレンツェの図書館館長の職を解かれるなど苦難も経験しています。戦後はジャーナリストとして活動する一方、詩作を続けました。
モンターレの詩の特徴は以下のとおりです。
- 乾いた地中海の景観と内面の荒廃を重ね合わせた意象
- 「詩は何を言えないかを語る」というアフォリズムに象徴される否定の詩学
- 密度の高い言語と隠喩による難解だが深みある表現
- 初期の詩集『イカの骨』(Ossi di seppia、1925年)が特に有名
イタリア現代詩の文脈ではエルメティスモ(難解主義)と関連づけられることがありますが、モンターレ自身はその枠組みに完全に収まるわけではありません。晩年には散文詩も多く書き、ジャーナリズムと文学批評においても大きな足跡を残しました。その作品は日本語にも翻訳されており、世界中で読まれています。
使い方・例文
イタリア語の文学講座やノーベル文学賞の歴史を振り返る場面で、モンターレの名前がよく登場します。
この用語をシェア
最終更新: