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エアクッション艇とは?

えあくっしょんてい

エアクッション艇とは、船底から圧縮空気を噴き出して機体を水面や地面から浮かせ、高速で移動する乗り物です。

エアクッション(air-cushion vehicle)とは、機体の底部から大量の空気を噴き出し、その気圧によって機体を水面・陸地・雪上などの表面から数十センチ浮かせた状態移動する乗り物です。「ホバークラフト」(Hovercraft)という名称でも広く知られており、英国のサンダース社が1950年代に登録した商標名が一般名詞として普及したものです。

エアクッション艇の基本的な仕組みは、大型ファンで機体下部のスカート(ゴム製の囲い)内に空気を送り込み、内圧を高めることで機体を浮揚させることです。推進にはプロペラや別の推力装置を用います。この構造上、水面・砂浜・浅瀬・雪原・湿地など、通常の船や車両では侵入困難な地形でも移動できることが最大の特徴です。

エアクッション艇の主な用途には以下があります。

  • 軍用上陸艦艇:水陸両用で海岸への部隊輸送に使用
  • 旅客フェリー:かつて英仏海峡横断ルートで運航
  • 沿岸救助・調査:浅瀬や干潟でのアクセスに活用
  • 北極圏・極地探査:氷上や雪上での移動手段

水中に没する部分がないため波の抵抗が小さく高速移動が可能ですが、燃料消費量が多く、操縦の難しさや騒音の大きさが課題とされています。

使い方・例文

災害時に泥や浅瀬が広がる氾濫地域へ物資を届ける際、船も車も入れない場所にエアクッション艇が活用される場面があります。

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