ウラナミシジミとは?
うらなみしじみ
ウラナミシジミとは、日本全国に広く分布するシジミチョウ科の小型チョウで、翅の裏面に波状の縞模様を持つことが名前の由来です。
ウラナミシジミ(裏波小灰蝶)は、チョウ目シジミチョウ科(Lycaenidae)に属する小型の蝶で、学名はLampides boeticusです。世界的に広い分布を持つ種で、ヨーロッパからアジア、オーストラリアにかけて見られます。
名前の由来は翅の裏面(腹面)にある複数の波状の白と茶褐色の縞模様から来ています。翅の表面はオスが青紫色、メスが褐色と性差があります。後翅の端には小さな突起(尾状突起)と橙色の眼状紋があり、捕食者の目をそらすための擬似頭部として機能していると考えられています。
生態上の特徴は以下のとおりです。
- 食草:マメ科植物(フジ・エンドウ・ソラマメなど)を幼虫の食草とする
- 分布:日本では北海道を除く本州・四国・九州・南西諸島に分布し、都市部でも見られる
- 活動期:春から晩秋まで複数回発生する多化性の蝶
- 移動性:渡りをする習性があり、季節によって生息地が変わることもある
都市部の公園や農地でも観察でき、身近な蝶の一つです。マメ科の花や植物が植えられた場所では幼虫・成虫ともに見つかりやすく、昆虫観察の入門として親しまれています。
使い方・例文
家庭菜園のエンドウ豆の花に小さなウラナミシジミが訪れており、翅を閉じると裏面の波模様がよく見えた。
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