ウォータージェット加工とは?
うぉーたーじぇっとかこう
ウォータージェット加工とは、超高圧に加圧した水(または水と研磨材の混合液)を細いノズルから噴射して工作物を切断・切削する加工技術のことです。
ウォータージェット加工(Water Jet Machining、WJM)は、水を数百〜数千気圧(通常200MPa〜400MPa程度)に加圧し、直径0.1〜0.4mm程度の超細孔ノズルから噴射することで生じる高速水流(音速を超えることもある)によって材料を切断・除去する加工法です。
大きく2種類に分けられます。
- ピュアウォータージェット(PWJ):水のみを使用。食品・紙・ゴム・発泡スチロールなどの柔らかい材料や、異物混入が許されない食品加工ラインに適する
- アブレイシブウォータージェット(AWJ):水流に石英砂やガーネットなどの研磨材を混合。金属・石材・コンクリート・セラミクス・複合材料など硬い材料にも対応
ウォータージェット加工の主な利点は以下の通りです。
- 熱影響がなく、熱による変質・変形・残留応力が生じない(コールドカット)
- 切削工具を使わないため工具磨耗がない
- 複雑な2次元形状の切断が容易
- 金属・非金属を問わずほぼあらゆる材料に適用可能
航空機の複合材パネル・石材・自動車部品・食品など、幅広い産業で使われています。
使い方・例文
航空機の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)部品を熱変形なく正確に切り抜く場面や、石材・タイルを複雑な模様に切断するインテリア加工の現場でウォータージェット加工が活躍します。
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