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インフォームドコンセントとは?

いんふぉーむどこんせんと

インフォームコンセントとは、医療行為を受ける前に患者が十分な説明を受け、内容を理解した上で自由意志に基づいて同意することを指します。

インフォームコンセント(Informed Consent)とは、「十分な情報に基づく同意」を意味し、医師や医療従事者が患者に対して診断・治療方針・リスク・代替案などを分かりやすく説明し、患者が自律的な判断のもとで治療への参加を決定するプロセスです。

インフォームドコンセントが成立するための要件は主に次のとおりです。

  • 情報の開示:病状・治療法・予想される効果と副作用・代替治療の選択肢・治療しない場合の影響などを説明する
  • 理解:患者が内容を十分に理解できるよう、専門用語を避け平易な言葉で伝える
  • 自発的な同意:強制や誘導のない自由意志による決定
  • 同意能力:患者が判断能力を持っていること(未成年や判断能力が低下している場合は代理人が対応)

歴史的背景として、第二次世界大戦後のニュルンベルク綱領(1947年)や世界医師会のヘルシンキ宣言(1964年)で研究倫理として確立され、やがて一般医療にも適用されるようになりました。日本では医療法や診療録の記載義務によって制度的に位置づけられており、患者の権利を尊重する医療倫理の根幹となっています。単なる書面への署名にとどまらず、対話を通じた相互理解のプロセスとして捉えることが重要です。

使い方・例文

手術前に医師が患者に術式・リスク・回復期間を説明し、患者が疑問を解消した上で同意書に署名するやりとりが、インフォームドコンセントの代表的な場面です。

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