イチョウ科とは?
いちょうか
イチョウ科とは、現存する種がイチョウ1種のみという非常に希少な植物の分類群で、「生きた化石」とも呼ばれる裸子植物の科です。
イチョウ科(Ginkgoaceae)は、裸子植物に属する植物の科の一つです。現在地球上に生存している種はイチョウ(Ginkgo biloba)ただ1種のみであり、単型の科として知られています。
イチョウの仲間は中生代にはより多くの種が存在し、広く分布していたことが化石記録から明らかになっています。現在まで生き延びたイチョウはその形態が数億年前の化石とほとんど変わらないことから、「生きた化石」と呼ばれています。野生のイチョウは中国の一部地域に限られますが、日本には奈良時代以前に伝来したとされ、現在では全国の神社仏閣や街路樹として広く親しまれています。
イチョウの主な特徴は次の通りです。
- 扇形で切れ込みのある独特の葉の形
- 秋に鮮やかに黄葉する落葉性の裸子植物
- 雌雄異株で、雌株に独特の臭気を持つ実(ギンナン)がなる
- 病害虫に強く非常に長寿(樹齢1000年を超える個体も存在)
ギンナン(銀杏)は食用として珍重されるほか、イチョウ葉エキスは血行促進などの用途でサプリメントに利用されています。また、大気汚染や踏み固めにも比較的強いことから都市緑化に適した樹木として世界各地で街路樹に植えられています。
使い方・例文
秋になると東京・神宮外苑のイチョウ並木が黄金色に色づき観光スポットとなります。神社の境内にある大イチョウを調べると、イチョウ科として植物図鑑に分類されています。
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