アースアンカーとは?
あーすあんかー
アースアンカーとは、地盤や構造物を地中に打ち込んだ鋼材で固定することで崩壊や変位を防ぐ地盤補強工法のことです。
アースアンカーとは、地山(じやま)や構造物に引っ張り力を加えて安定させるための地盤補強技術です。地中に削孔した穴に高張力鋼棒や鋼より線(テンドン)を挿入し、先端部をグラウト(セメント系注入材)で固定した後、地表側で緊張・定着させることで、地すべりや土圧・水圧に対抗する張力を発揮します。
アンカーの構成は主に3つの部位からなります。
- 頭部:地表面側で力を受け止めるプレートとナット
- 自由長部:伸縮によって張力を伝達する区間
- 定着部:グラウトで地盤に固着させる先端区間
仮設アンカーと永久アンカーに大別され、仮設は掘削工事中の山留め壁の補強に、永久は斜面安定化・擁壁の転倒防止・橋台の抵抗力強化などに使用されます。急傾斜地の崩壊対策や道路・鉄道の切り土法面補強でも広く採用されています。
施工後は定期的な荷重確認(リフトオフ試験)によってアンカーの機能維持を管理します。地盤条件や設計荷重に応じてアンカーの長さ・本数・配置を詳細に設計する必要があり、土木・建築の専門技術が求められる工法です。
使い方・例文
都市部の地下鉄工事では、深い掘削時に周囲の土砂が崩れないよう山留め壁をアースアンカーで引っ張り固定する方法が広く採用されています。
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