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アンヴァル・サダトとは?

あんゔぁるさだと

アンワル・サダトエジプトの第3代大統領で、イスラエルとの歴史的な和平を実現したことでノーベル平和賞を受賞し、後に暗殺された指導者です。

アンワル・サダトは1918年にエジプトのミット・アブー・アルコーム村で生まれ、軍人として歩みながらナーセルの革命運動に参加しました。1970年にナーセルが急死すると、副大統領から昇格して大統領に就任しました。

当初は強硬なアラブ民族主義路線を引き継ぐと見られていましたが、1973年の第四次中東戦争(ラマダン戦争・十月戦争)でイスラエルに奇襲をかけ、一定の軍事的成果を挙げると外交路線を大転換しました。1977年に現職エジプト大統領として初めてイスラエルを訪問し、クネセト(イスラエル国会)で演説するという歴史的な行動を取ります。

その後、米国のカーター大統領の仲介のもとでキャンプ・デービッド合意(1978年)が成立し、エジプトとイスラエルの和平条約締結(1979年)へとつながりました。この功績でイスラエルのベギン首相とともにノーベル平和賞を受賞しましたが、アラブ諸国からは「裏切り者」と強く批判され、エジプトはアラブ連盟から追放されました。

1981年、カイロの軍事パレード中にイスラム過激派の軍人らに銃撃され暗殺されました。和平の実現者でありながら命を落とした悲劇的な最期は、今も中東現代史の象徴的な出来事として語り継がれています。

使い方・例文

「サダトはイスラエルと和平を結びノーベル賞を受賞したが、その決断が暗殺につながった」というように、勇気ある決断とその代償の文脈で取り上げられます。

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