アンビエントとは?
あんびえんと
アンビエントとは、環境音や空間的な雰囲気を前面に押し出した音楽ジャンルで、聴き手をある種の「音の空間」に包む作風が特徴です。
アンビエント(Ambient)とは、1970年代にブライアン・イーノが提唱した音楽のジャンルおよび概念で、「環境」を意味する言葉を冠するとおり、空間や雰囲気そのものを音で表現することを目的としています。
従来のポップスやロックのように明確なリズムや歌メロを持つ代わりに、ゆったりとしたテンポ・持続する音の層(ドローン)・繰り返しのパターンなどを重ねることで、特定の感情や情景を喚起する「音の風景」を作り出します。イーノは「積極的に聴くこともできるし、無視することもできる音楽」とアンビエントを定義しました。
代表的なサブジャンルや関連スタイルは次のとおりです。
- アンビエント・エレクトロニカ:シンセサイザーとデジタル処理を駆使した電子音中心のスタイル
- ダーク・アンビエント:緊張感や不安を醸し出す暗めの作風
- ネイチャー・アンビエント:自然音(雨・鳥のさえずり・波音)を組み込んだスタイル
- ニューエイジ・アンビエント:瞑想やリラクゼーションを目的とした穏やかな作風
現在では映画・ゲーム・カフェのBGMなど日常的なシーンで広く活用されており、集中力を高めたい作業環境にも適した音楽として再評価されています。
使い方・例文
カフェや空港のロビーで流れる心地よい電子音楽や、ゲームの探索シーンで雰囲気を高めるBGMは、アンビエント音楽の典型例として挙げられます。
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