アンゴルングとは?
あんごるんぐ
アンゴルングとは、インドネシア・スンダ地方発祥の竹製打楽器で、さまざまな音程に調律された竹筒を複数の奏者が分担して叩き、旋律を演奏するアンサンブル楽器です。
アンゴルング(Angklung)は、インドネシアのジャワ島西部・西ジャワ州を本拠とするスンダ民族に伝わる竹製の打楽器です。2010年にユネスコの無形文化遺産(代表一覧)に登録され、インドネシアを代表する民族楽器として国際的にも広く知られています。
楽器の構造はシンプルで、竹製の枠の中に2〜4本の竹筒が吊り下げられています。それぞれの竹筒は特定の音程に調律されており、枠を振ると竹筒が揺れて音が鳴る仕組みです。一つのアンゴルングが出せる音は1音(またはオクターブ違いの複数音)のみのため、1曲を演奏するには音程の異なる複数のアンゴルングを複数の奏者が分担して演奏します。
アンゴルングアンサンブルの特徴は以下の通りです。
- 竹のみを材料とする環境にやさしい楽器
- 複数人が協力して一つの旋律を完成させる共同演奏
- 子どもから大人まで気軽に参加できる
- 西洋音階に対応した調律も存在する
- 教育現場や観光での体験演奏に普及
もともとは農耕儀礼や豊作祈願の場で演奏されていましたが、20世紀以降に教育家ダエン・スティスナが改良・普及に努めたことで世界中に広まりました。日本でも小学校の音楽教育で体験する機会があります。
使い方・例文
観光地のスンダ民族音楽ショーや学校の音楽授業でアンゴルングを体験すると、竹の心地よい音色と全員参加の楽しさを味わえます。
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