アマツバメ科とは?
あまつばめか
アマツバメ科とは、世界中に分布する飛翔能力に特化した鳥類のグループで、ツバメに似た外見を持ちながら全く別の系統に属する鳥の仲間です。
アマツバメ科(Apodidae)は、鳥類のアマツバメ目に属する科で、世界中に約100種以上が知られています。英語名「Swift(スウィフト)」が示すとおり、地球上で最も速く飛ぶ鳥のひとつとして知られており、一部の種は水平飛行で時速170キロメートルを超える速度を記録しています。
外見はツバメ(ツバメ科)に似て、細長い体・三日月形の翼・二股に割れた尾が特徴ですが、系統的にはハチドリに近い仲間であり、ツバメとは収斂進化によって似た形になったものです。アマツバメ科の最大の特徴は、飛翔生活への特化です。
- 脚が極端に短く地上での歩行はほぼできないが、垂直な壁面への着地・しがみつきは得意
- 採食・交尾・眠りまで飛びながら行うとされる
- 渡り鳥として長距離移動し、非繁殖期はほぼ空中で過ごす種もある
巣は独特で、多くの種が唾液や羽毛を使って岩壁・樹洞・建物の隙間に固定します。東南アジアに生息するアナツバメの仲間は唾液のみで作った巣が「燕の巣」として珍重され、高級食材として利用されます。日本にはアマツバメやヒメアマツバメが夏鳥として飛来します。都市部でも観察でき、空高く群れをなして飛び回る姿が見られます。
使い方・例文
初夏の空を素早く旋回しながら鳴き声を上げる細長い鳥を見かけたとき、それがアマツバメ科の仲間です。ツバメと似ていますが、よりスリムで翼が鎌状に見えるのが特徴です。
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