アマガエルとは?
あまがえる
アマガエルとは、日本各地に広く分布する小型のカエルで、体色を変化させる能力を持ち、雨の前に鳴くことで知られる身近な両生類です。
アマガエル(雨蛙)は、アマガエル科に属する小型の両生類で、日本全国の水田・池・草地・林縁など幅広い環境に生息しています。学名はHyla japonicaといい、日本を代表するカエルのひとつです。
最大の特徴は体色を変化させる能力(体色変化)です。通常は緑色ですが、乾燥した場所や枯れ草の上では茶褐色に変わり、周囲の環境に溶け込みます。これは皮膚内の色素細胞が光や温度・湿度などに反応して変化するためです。
繁殖期は春から夏にかけてで、オスが「ゲッゲッゲッ」という独特の声で鳴いてメスを呼びます。雨が降る前や湿度が上がると活発に鳴くことが多く、「雨蛙」の名の由来にもなっています。天気の変化を察知して鳴くため、昔から天気予報の指標として民間で親しまれてきました。
アマガエルは指先に吸盤を持ち、植物の葉や窓ガラスなど垂直面にも張りつくことができます。昆虫や小さな虫を捕食し、夜間に活発に活動します。また皮膚からわずかに毒性のある分泌物を出すため、触れた後は手を洗うことが推奨されています。近年は農薬の影響や水田の減少により個体数の変化が指摘されており、生態系の指標生物としても注目されています。
使い方・例文
田んぼや公園の草むらでよく見かけられ、梅雨の時期に葉の上で鳴いている姿が観察されます。小学校の理科の授業や自由研究のテーマとしても親しまれている身近な生き物です。
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