アッサンブラージュとは?
あっさんぶらーじゅ
アッサンブラージュとは、日用品や廃材など既製の立体的物体を組み合わせて作る現代美術の技法・作品形式です。
アッサンブラージュ(assemblage)は、木片・金属・瓶・布・機械部品・新聞など、もともと別の目的で作られた既製品や廃棄物を収集・組み合わせ、新たな意味を持つ立体作品を作る美術技法です。フランス語の「組み立て」「寄せ集め」に由来する言葉で、平面的なコラージュを三次元に拡張したものとも言えます。
アッサンブラージュの主な特徴と歴史的背景は次の通りです。
- 先駆的実践:ピカソの立体的なギター作品(1912年頃)やダダイズムのクルト・シュヴィッタースによる「メルツ」シリーズが初期の重要な例です
- 1950〜60年代の展開:ジョセフ・コーネルの箱作品、ジャン・デュビュッフェ、ルイーズ・ネヴェルソンらが手法を発展させ、1961年のニューヨーク近代美術館展「アッサンブラージュの芸術」で広く認知されました
- コンセプトの重視:素材が持つ既存の文化的・社会的意味を利用・転覆させることで、消費社会への批評や記憶・無意識の表現を行います
アッサンブラージュはポップアート・ネオ・ダダ・インスタレーション・アートなどと密接に連関し、「何でも芸術の素材になりうる」というコンセプチュアルな思想の土台を形成しました。現代の彫刻やインスタレーション作品に広く受け継がれる重要な手法です。
使い方・例文
ガラクタや廃材を組み合わせたオブジェが現代美術の展覧会に展示される場合、その多くはアッサンブラージュの手法で制作されています。
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