アダム・ミツキェヴィッチとは?
あだむみつきぇゔぃっち
アダム・ミツキェヴィッチは、ポーランド・ロマン主義を代表する19世紀の詩人・劇作家で、ポーランド文学の国民的象徴とされています。
アダム・ミツキェヴィッチ(Adam Mickiewicz、1798〜1855)は、ポーランドのロマン主義時代を代表する詩人であり、ポーランド分割期における民族精神の体現者として今日でも深く尊敬されています。現在のリトアニア・ベラルーシ国境付近(当時のポーランド・リトアニア共和国領)に生まれました。
若くしてロシア当局の監視下に置かれ、1823年に反ロシア活動への関与を疑われて逮捕・追放。以後、ロシア、ドイツ、イタリア、フランスと各地を流浪しながら創作を続けました。
代表作は長編叙事詩『パン・タデウシュ』(1834年)で、リトアニアの自然と貴族社会を舞台にした壮大な愛国叙事詩です。ポーランドの「国民的叙事詩」として今日も讃えられ、学校教育で必ず扱われます。また、詩劇『ドジャディ(先祖祭)』はロマン主義ドラマの傑作として知られています。
晩年はパリのコレージュ・ド・フランスでスラブ文学を講じ、ポーランド独立運動を精神的・実践的に支え続けました。1855年、コンスタンティノープル(現イスタンブール)で病死。ポーランドの紙幣・切手・広場など各地にその名が刻まれ、民族の誇りとして語り継がれています。
使い方・例文
「ポーランド語を学ぶ外国人が、まずミツキェヴィッチの詩を原文で読もうと挑戦するのは、留学生の間でよく見られる光景です。」
この用語をシェア
最終更新: