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アセトニトリルとは?

あせとにとりる

セトニトリルとは、炭素水素・窒素からなる最も単純なニトリル化合物で、化学分析や有機合成に広く使われる無色の液体溶媒です。

セトニトリル(acetonitrile、CH₃CN)は、メチル基とシアノ基(-CN)からなる最小のニトリル化合物です。常温では無色透明の液体で、エーテルに似た特有のにおいを持ちます。沸点は約82℃で、水やアルコールなどの極性溶媒とも非極性溶媒とも混ざりやすい特徴があります。

アセトニトリルが最も広く使われる分野は、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)です。移動相の溶媒として優れた特性を持ち、紫外線の吸収が少ないため検出を妨げないことから、医薬品・農薬・食品の成分分析で欠かせない試薬とされています。

その他の主な用途・特徴を挙げると以下のとおりです。

  • 有機合成における反応溶媒として広く利用される
  • 電池の電解液やリチウムイオン電池の製造にも使われる
  • 石油化学の副産物として製造されることが多い
  • 毒性があり、皮膚・粘膜への刺激性や吸入による健康被害に注意が必要

産業上は石油化学のアクリロニトリル製造過程で副生されるため、需給が原油市況の影響を受ける点も特徴です。実験室での取り扱いには換気・防護具の使用が求められます。

使い方・例文

医薬品の品質試験や食品中の残留農薬分析において、HPLCの移動相溶媒として日常的に使用されています。

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