アシナガバチとは?
あしながばち
アシナガバチとは、細長い体と長い脚を持つハチの一群で、日本各地に生息し、軒下や木の枝などに巣を作ります。
アシナガバチは、ハチ目スズメバチ科アシナガバチ属などに属する社会性のハチの総称です。名前の通り、飛行中に後ろ脚を長く垂らす姿が特徴的です。日本にはフタモンアシナガバチ・キアシナガバチ・セグロアシナガバチなど複数の種が生息しています。
アシナガバチの生態には次のような特徴があります。
- 巣の形状:傘を逆さにしたような、六角形の巣穴が並ぶ開放型の巣を作る。スズメバチのような外皮(外壁)を持たない
- 営巣場所:軒下・樹木の枝・生垣・草むらなど。人の生活圏に近い場所を好む
- 食性:幼虫はイモムシ・毛虫などの昆虫を噛み砕いて与えられる肉食性。成虫は花の蜜などを摂取
- 毒性:スズメバチより毒量は少ないが、刺されると強い痛みがある。アレルギー体質の人はアナフィラキシーのリスクがある
アシナガバチは農業・園芸の場面で害虫駆除に役立つ益虫でもあります。農薬を使わずにイモムシを食べてくれるため、自然の生態系において重要な役割を担っています。
刺されないためには、巣に近づかない・急な動作をしない・巣の周辺で大声を出さないことが大切です。軒下などに巣ができた場合は、市区町村や専門業者に相談するのが安全です。
使い方・例文
「軒下にアシナガバチの巣ができていたが、害虫を食べてくれる益虫でもあることを知り、刺激しないよう距離を置いて様子を見ることにした」という場面で登場します。
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