アサードとは?
あさーど
アサードとは、アルゼンチンをはじめとした南米諸国の伝統的な炭火焼き料理で、大きな牛肉をじっくり焼き上げるバーベキュースタイルの総称です。
アサード(Asado)はスペイン語で「焼いたもの」を意味し、アルゼンチン・ウルグアイ・チリ・パラグアイなど南米各国で親しまれる料理文化です。単なる調理法ではなく、家族や友人が集まって屋外で肉を焼きながら過ごす「食の儀式」としての社会的意味を持ちます。
使用する道具は「パリージャ(Parrilla)」と呼ばれる鉄格子の焼き網で、炭や薪を用いた遠赤外線の熱でゆっくりと肉を焼き上げるのが特徴です。牛肉が中心ですが、豚肉・子羊・内臓肉(モルシージャと呼ばれる血のソーセージなど)も使われます。塩のみのシンプルな味付けが基本で、素材の旨みを最大限に引き出します。
アサードの一般的な流れは次の通りです。
- 炭や薪に火をつけ、熾火になるまで待つ
- パリージャに肉を並べ、弱火でじっくり焼く(1〜2時間かけることも)
- チミチュリ(パセリとニンニクのソース)を添えて提供する
- ワインや炭酸飲料とともに皆でゆっくり楽しむ
アルゼンチンでは週末の家族行事としてアサードを行う文化が根付いており、アサードを担当する「アサドール(焼き手)」は家庭や集まりで尊重される役割とされています。近年は世界各国でも人気が高まり、日本でもアルゼンチン料理レストランで提供されています。
使い方・例文
「週末に友人を招いてアサードを楽しんだ」のように、南米スタイルのバーベキューパーティーを指す文脈や、アルゼンチン料理店のメニューとして登場します。
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