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アクロバット機とは?

あくろばっとき

アクロバット機とは、急旋回宙返り・背面飛行など高度な特技飛行(アクロバット飛行)を行うために特別に設計・強化された航空機のことです。

アクロバット機(aerobatic aircraft)とは、ループ宙返り)・ロール(横転)・スピン(錐もみ降下)・背面飛行など、通常の旅客機では不可能な高Gの特技飛行を安全に実施できるよう専門的に設計された航空機です。航空スポーツ競技や航空ショーでの演技飛行に使用されます。

アクロバット機は構造的に通常の民間機と大きく異なります。主な特徴として次の点が挙げられます。

  • 高いG耐性:機体は正方向だけでなく負方向(逆G)にも強い荷重がかかるため、機体構造が特別に強化されている
  • 軽量設計:高い運動性を確保するため極力軽量化されており、金属複合素材や木製・布製の構造を用いる機体もある
  • 高出力エンジン:機体重量に対して高い推力重量比を持つ
  • 対称翼型:正飛行・背面飛行のどちらでも均等な揚力を得やすい左右対称(または準対称)の翼断面を採用
  • 倒立燃料・油圧系統:背面飛行中もエンジンや操縦系統が正常に機能するよう特殊な燃料・潤滑油供給システムを装備

代表的なアクロバット機としては、ズリン(Zlin)シリーズ・エクストラ(Extra)シリーズ・サラバンダなどがあります。競技用アクロバット飛行では国際航空連盟(FAI)が定めたルールに基づき、演技の精度・完成度が採点されます。日本では航空自衛隊のブルーインパルスによる編隊飛行も広く知られています。

使い方・例文

航空祭や国際エアショーで「宙返りや背面飛行を披露している小型機」がアクロバット機です。また、世界アクロバット選手権などの競技大会でパイロットが演技飛行の美しさと正確さを競う際にも使用されます。

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