アイゼンとは?
あいぜん
アイゼンとは、雪山登山や氷河歩行の際に靴底に装着する金属製の滑り止め器具で、氷雪面でのグリップ力を確保するために使われます。
アイゼン(ドイツ語:Steigeisen)は、冬山登山・アルパインクライミング・氷河トレッキングなどで使用される、靴の底に装着する金属製の爪(スパイク)がついた器具です。氷雪が張った急斜面や氷河上での歩行を安全にするための必須装備のひとつです。
アイゼンの爪の数や形状は用途によって異なります。
- 4〜6本爪(軽アイゼン):ハイキング程度の雪道や緩斜面向けで、軽量かつ着脱が容易です。
- 10本爪:一般的な冬山登山に対応し、横向きの爪が安定した歩行を支えます。
- 12本爪:急峻な氷壁や本格的なアルパインルートで使用され、前爪(フロントポイント)を使ったフロントポインティングが可能です。
アイゼンの取り付け方式には、靴のコバ(縁)にかけるバンド式・セミワンタッチ式・ワンタッチ(ステップイン)式があり、使用する登山靴の硬さや形状に合わせて選ぶ必要があります。装着したまま岩場を歩くと爪が引っかかるため危険であり、使用場面の判断も重要なスキルのひとつです。
なお日本語では「アイゼン」と呼ばれることが多いですが、英語では「クランポン(crampon)」という名称が一般的です。
使い方・例文
厳冬期の北アルプスを登る際、凍結した急斜面に備えて12本爪アイゼンとピッケルを携行し、危険箇所では必ずアイゼンを装着して慎重に通過します。
この用語をシェア
最終更新: