ほんしめじとは?
ほんしめじ
ホンシメジとは、日本で古くから珍重されてきた食用キノコで、「香りマツタケ、味シメジ」のシメジとして知られる菌類です。
ホンシメジ(本しめじ)は、キシメジ科リオフィルム属に分類される食用キノコです。学名はLyophyllum shimejiといい、日本・中国・ヨーロッパなど北半球の温帯域に広く分布しています。
「香りマツタケ、味シメジ」という言葉に登場するシメジとは、このホンシメジを指すとされており、日本では古くから最高級の食用キノコのひとつとして珍重されてきました。傘は灰褐色から淡褐色で、直径は3〜10センチ程度。柄はやや太く、複数株が束になって生えることが多いのが特徴です。
アカマツやナラ類などの樹木と菌根を形成して生育するため、人工栽培が非常に難しいとされています。スーパーなどで「シメジ」として販売されているものの多くはブナシメジ(Hypsizygus marmoreus)であり、ホンシメジとは別種です。近年、人工栽培の研究が進んでおり、一部の農業試験場や企業で培養に成功した事例もありますが、市場への安定供給はまだ限られています。
食味はクセがなく上品で、歯応えもよく、炊き込みご飯・鍋料理・ソテーなど幅広い料理に使われます。秋の旬の時期に山中で採取されることが多く、地域によっては高値で取引される希少なキノコです。
使い方・例文
秋の里山でアカマツ林を歩いていると、灰褐色の傘を持つホンシメジが束になって生えているのを見かけることがあります。炊き込みご飯の具材として用いると、その風味と歯応えが存分に楽しめます。
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