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ほやとは?

ほや

ホヤとは、海に生息する脊索動物の一種で、成体になると岩などに固着して生活する、一見すると植物のような外見を持つ動物です。

ホヤ(海鞘)は、脊索動物門尾索動物亜門に属する海洋動物です。幼生期には脊索と尾を持ちオタマジャクシのような姿で泳ぎ回りますが、成体になると岩や貝殻などに固着し、ほとんど動かない生活を送ります。この固着後に尾と脊索を失い、脳や目も退化させてしまうという独特の変態を遂げます。

成体のホヤは袋状の体に二つの開口部(入水孔と出水孔)を持ち、入水孔から海水を吸い込んでエラで微細なプランクトンや有機物を濾し取り、出水孔から排水します。この濾過摂食は非常に効率的で、海水の浄化にも一役買っています。

ホヤの仲間は世界の海洋に広く分布しており、主な特徴分類は以下の通りです。

  • 単体性ホヤ:一個体として固着生活(マボヤなど)
  • 群体性ホヤ:複数個体が集まってコロニーを形成
  • 浮遊性ホヤ:固着せず海中を漂うもの(サルパなど)

日本ではマボヤが食用として有名で、特に東北地方の沿岸では珍味として親しまれています。独特の磯の香りと甘みのある味が特徴です。また、ホヤはバナジウムを体内に高濃度で蓄積する能力を持つことでも知られており、生化学的にも興味深い動物です。進化の観点では、脊椎動物の祖先を探る上で重要な手がかりを与える生物として、研究者から注目されています。

使い方・例文

生物の進化を授業で教える際、「脊索動物なのに固着して動かない」というホヤの特性は、動物の多様な生き方や脊椎動物進化の謎を解く教材として用いられます。また、東北の食文化を紹介する場面でも登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ほや」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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