ひまわり9号とは?
ひまわりきゅうごう
ひまわり9号とは、気象庁が運用する静止気象衛星で、ひまわり8号のバックアップ機として2016年に打ち上げられた日本の第3世代気象衛星です。
ひまわり9号は、気象庁が保有・運用する静止軌道気象衛星で、正式名称を「運輸多目的衛星新2号(MTSAT-3代替)」とも呼ばれます。2016年11月にH-IIAロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられ、東経140.7度の静止軌道に投入されました。
ひまわり9号は、2015年に運用を開始したひまわり8号と同型機です。搭載されている高性能可視赤外放射計(AHI)は16バンドの観測チャンネルを持ち、可視光から赤外線まで多様な波長で地球を観測できます。観測頻度も従来機より大幅に向上しており、日本域は毎分、アジア・太平洋地域全体は10分ごとにデータを取得します。
当初はひまわり8号の予備機として待機運用されていましたが、2022年12月からひまわり8号に代わって主運用機に切り替わり、気象予報・防災情報の基幹衛星として稼働しています。主な活用場面は以下の通りです。
- 台風・集中豪雨などの気象監視と警報発令
- 火山噴煙・黄砂・PM2.5などの大気現象の追跡
- 航空・海上交通の安全支援
- 気候変動モニタリング
高解像度・高頻度の観測データは国内外の気象機関に広く提供されています。
使い方・例文
「ひまわり9号が撮影した台風の渦巻き画像は、テレビの天気予報や気象庁のウェブサイトでリアルタイムに公開されています。」
この用語をシェア
最終更新: