なんもさとは?
なんもさ
なんもさとは北海道の方言で、「大丈夫ですよ」「気にしないでください」「問題ありません」というニュアンスを持つ、気軽な相づちや返答の表現です。
「なんもさ」は北海道弁の代表的な表現の一つで、「何もない」「何でもない」を語源とし、「大丈夫・問題ない・気にしなくていい」という意味で使われます。相手への気遣いや謙遜に対して「いや、なんもさ(気にしないで)」と返すのが典型的な使い方です。
語の成り立ちとしては、「なんも」(何も)+「さ」(北海道弁の文末助詞・軽い断定や念押しのニュアンス)で構成されています。「さ」は北海道方言で広く使われる語尾で、「〜だよ」「〜だから」に近い機能を持ちます。
「なんもさ」が使われる場面の例を挙げると以下の通りです。
- お礼を言われたとき:「ありがとう」→「なんもさ(大したことないよ)」
- 謝られたとき:「ごめんね」→「なんもさ(気にしないで)」
- 心配されたとき:「大丈夫?」→「なんもさ(平気だよ)」
北海道らしい「おおらかさ・おおまかさ」を体現した表現として道外の人にも知られるようになり、テレビ番組や旅行コンテンツなどで「北海道弁の象徴」として紹介されることも多い語です。類似表現に「なんもなんも」(さらに強調した形)があります。
使い方・例文
荷物を持ってもらったお礼に「ありがとうございます」と言うと、北海道出身の人が「なんもさ」とさらっと返す——この一言に北海道らしいあたたかみがあります。
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