なんもなんもとは?
なんもなんも
「なんもなんも」とは、北海道の方言で「どういたしまして」「気にしないで」「大丈夫ですよ」という意味を持つ謙遜・受け流しの表現です。
「なんもなんも」は北海道の代表的な方言のひとつで、相手の感謝や謝罪、心配に対して「気にしなくていいですよ」「大したことではありません」と穏やかに受け流す際に使われる言葉です。標準語に訳せば「どういたしまして」「いえいえ」「なんでもないですよ」といったニュアンスに相当します。
「なんも」はもともと「何も(特別なことは)ない」という否定・謙遜の意味を持ち、それを重ねた「なんもなんも」はさらに強調された謙遜表現になっています。北海道では明治時代以降の開拓民が全国各地から移住してきた歴史があるため、方言は東北・北陸・関西などの要素が混ざった独自の発展を遂げています。
「なんもなんも」はとりわけ年配の人や地方出身者の間で使われることが多く、温かみのある語感が親しまれています。似た表現には単独の「なんも」もあり、「大丈夫だよ」「心配いらない」の意味でも使われます。
近年ではSNSやメディアを通じて道外にも知られるようになり、北海道の人柄や文化を象徴する言葉として親しまれています。
使い方・例文
北海道の知人にお礼を言ったところ「なんもなんも、気にしないで」と笑顔で返されたという場面で、この方言の温かいニュアンスがよく伝わります。
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