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とちめんぼうとは?

とちめんぼう

「とちめんぼう」とは、東北地方の方言で、物事があべこべになったり混乱した状態、またはあわてふためくことを表す言葉です。

「とちめんぼう」は主に東北地方で使われる方言表現で、物事が混乱した状態・あべこべになること、あるいはあわてふためいてどうしていいかわからない様子を意味します。標準語では「混乱する」「慌てる」「てんてこまい」などに相当します。

語源については諸説あり、「とち」は「栃」ではなく「とちる(失敗する・しくじる)」と同根とも考えられています。「とちる」は演劇落語の世界で台詞をまちがえることを指す言葉でもあり、転じて日常的な失敗・混乱を表すようになったと考えられます。

東北地方の農村部では、農繁期に仕事が立て込んで「とちめんぼうになる」といった使い方が伝統的に行われてきました。現代でも高齢者を中心に使われ続けており、地域の言葉文化を伝える表現の一つです。

似た意味の方言表現として、各地に「おろおろする」「てんやわんや」に相当する語が存在しますが、「とちめんぼう」は東北固有のニュアンスをもつ言葉として記録されています。

使い方・例文

「急に客が来てとちめんぼうになった」「予定が重なってとちめんぼうしている」のように、予期せぬ事態に慌てふためく場面で使われます。

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