もっけとは?
もっけ
「もっけ」とは、東北地方の方言で、「ありがたい」「もったいない」「恐縮する」といった感謝や恐れ多さの気持ちを表す言葉です。
「もっけ」は東北地方(岩手・秋田・宮城など)で使われる方言で、「ありがたい」「もったいない」「恐縮だ」「身に余る」という意味合いを持ちます。「もっけだ」「もっけのことだ」などの形で使われ、相手の親切や贈り物に対して感謝と恐縮の気持ちを一緒に表現できる言葉です。
語源は「勿怪(もっけ)」に由来するという説があり、「思いがけないこと・意外なこと」から転じて「ありがたいこと・恐れ多いこと」を意味するようになったと考えられています。
「もっけだなあ」と言われたとき、その場の雰囲気としては「こんなによくしてもらって申し訳ない」「ありがたくて恐縮している」というニュアンスが強く、単なる「ありがとう」より謙虚な表現です。また「もっけ」は感謝だけでなく、贈り物を受け取る際の「もったいなさ」の感情も含むため、標準語の一語では訳しにくい豊かな表現です。
現代では若い世代での使用は減っていますが、年配者の日常会話や郷土芸能・昔話の中では今も生きた言葉として使われています。
使い方・例文
「こんないいもの頂いてもっけだ」のように、贈り物や親切を受けた際のありがたさと恐縮の気持ちを表す場面で使います。
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