じゅんさいとは?
じゅんさい
じゅんさいとは、池や沼に自生する水草の一種で、若芽を覆うゼリー状の透明な粘質物が食感として珍重される食材です。
じゅんさい(蓴菜)は、スイレン科に属する多年生の水草で、日本を含む東アジアや東南アジアの湖沼・ため池に自生します。食用とするのは春から夏にかけて水中で展開する前の若芽の部分で、透明なゼリー状の粘質物(ムチン様物質)で覆われていることが最大の特徴です。
日本では古来より食材として利用されており、「枕草子」や「源氏物語」にもその名が登場するほど歴史ある食材です。現在、国内の主産地は秋田県の三種町で、「秋田じゅんさい」として地域ブランドが確立されています。
じゅんさいの特徴と利用方法は以下のとおりです。
- 食感: つるりとしたゼリー質の食感が特徴で、加熱しても溶けずに残る
- 風味: ほのかな青くさい清涼感があり、くせが少ない
- 料理: お吸い物・酢の物・鍋料理・サラダなどに使われる
- 栄養: 低カロリーで食物繊維・ムチンを含む
採取は人の手で一芽ずつ丁寧に摘み取る作業が必要で、手間のかかる高級食材として扱われます。瓶詰めや缶詰での流通も多く、料亭や日本料理店でのお椀に使われることで知られています。
使い方・例文
「夏の御膳のお吸い物にじゅんさいが入っており、独特のとろりとした口当たりが涼を感じさせてくれました。」和食の紹介や郷土料理の説明で使われます。
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