けんびきょう座とは?
けんびきょうざ
けんびきょう座とは、南天に位置する小さな星座で、科学の道具である顕微鏡をモチーフにした88星座のひとつです。
けんびきょう座(顕微鏡座、Microscopium)は、南天に位置する小さな星座です。18世紀にフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカーユが南半球の星空を観測した際に設定した星座のひとつで、当時発展著しかった科学機器である顕微鏡をモチーフにしています。
ラカーユは1750年代に南アフリカのケープタウンで観測を行い、南天の約10,000個の星を記録しました。その際、北半球の神話や伝説に基づく星座ではなく、当時の科学・技術・芸術に関連した道具を名前に採用した新しい星座を多数設定しました。けんびきょう座もその代表例のひとつです。
けんびきょう座の構成星は全体的に暗く、最も明るいγ星でも視等級は4.7等程度です。星座全体の面積も小さく、特徴的な形もないため、一般的には非常に地味な星座として知られています。
日本からは南の低空で一部が観測できる程度です。いて座やみなみのうお座の近くに位置しており、夏から秋にかけて南の空でわずかに確認できることがあります。天文学的に特筆すべき天体は少ないものの、科学の進歩を星座の名に刻んだ歴史的な意味があります。
使い方・例文
ラカーユが命名した科学器具にちなむ星座の一覧で「顕微鏡をモチーフにしたけんびきょう座」として紹介されます。
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