おてもやんとは?
おてもやん
おてもやんとは、熊本県に伝わる民謡で、おちゃめな女性「おてもやん」が縁談や結婚を語る様子をユーモラスに描いた代表的な郷土の歌です。
おてもやんとは、熊本県に伝わる代表的な民謡で、主人公の女性「おてもやん」が縁談・結婚・日常の出来事をおおらかかつユーモラスに語る内容の歌です。「おてもやん」は熊本方言で「おてもさん(お手元さん)」が転じた女性の愛称とも言われます。
歌詞は熊本弁で書かれており、結婚の決まりかけた相手の話や、村の祭りの情景などが軽快なリズムに乗せて語られます。歌詞の中に「あんたがたどこさ」に通じるような音遊びの要素もあり、民俗的な口承の面白さが詰まっています。
メロディーは跳ねるような軽快なリズムで、祭りや宴席で演奏されることが多く、三味線や太鼓で伴奏されます。熊本では盆踊りや民謡大会でも定番の演目として取り上げられます。
おてもやんが現在の形に整理・広められたのは大正から昭和初期にかけてとされ、熊本の民謡研究家や音楽家たちの記録・普及活動によって全国にも知られるようになりました。熊本県を代表する民謡として、地元の学校教育でも取り上げられており、熊本のアイデンティティを示す文化的シンボルの一つとなっています。
使い方・例文
熊本の祭りや民謡大会で「おてもやん」の演奏が始まると、観客が一緒に口ずさんだり踊ったりする場面が見られます。
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