おおかみ座とは?
おおかみざ
おおかみ座は、南天のさそり座とケンタウルス座の間に位置する星座で、オオカミを象った88星座の一つです。
おおかみ座(Lupus)は、南天に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が公認する88星座の一つです。さそり座の北西・ケンタウルス座の東に隣接しており、天の川の中に広がる星域にあります。プトレマイオスの時代から知られる古い星座で、48星座の一つに含まれています。
古代ギリシャでは独立した星座とは見なされず、ケンタウルスが槍で刺した獣(いけにえ)として描かれることが多く、「野獣」と呼ばれていました。16世紀以降の星図でオオカミの形に定着し、現在の「おおかみ座」という名称が広まりました。
おおかみ座の特徴は以下の通りです。
- 最も明るい星はα星で2.3等星の青白色の星
- 天の川の中に位置するため、散開星団や多くの恒星が散在する
- GW Lupi(GW ルピ):原始惑星系円盤を持つ若い恒星として研究注目度が高い
- 日本からは夏に南の地平線付近で見えるが、高度が低く観察が難しい
おおかみ座は全体的に明るい一等星こそ持ちませんが、2〜3等の星が複数あり、比較的まとまった形の星座です。天の川が通っているため、双眼鏡や望遠鏡を向けると多くの星が密集して見えます。特に南半球では高度が上がるため、オーストラリアや南米で観察しやすい星座です。日本では主に6〜7月ごろ、南の低空で観察の機会があります。
使い方・例文
夏の夜空でさそり座を眺める際、その近くのケンタウルス座方向にある星の集まりとしておおかみ座が話題に上がります。南半球での星座観察や、全88星座を体系的に学ぶ文脈で登場します。
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