赤道とは?地球を二分する緯度0度の線について解説
公開 2026年7月16日
この記事は 「赤道とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。
赤道とは
赤道(せきどう)とは、地球の表面を北半球と南半球に二等分する、緯度0度の仮想的な大円のことです。実際に地面に線が引かれているわけではなく、測量・地図作成・航法のために人類が定めた概念上の基準線です。
赤道の長さと位置
赤道の全周は約4万75kmで、これが「地球1周」の基本的な長さとして広く知られています。地球はわずかに扁球(赤道方向にふくらんだ形)であるため、南北方向の周長よりも赤道方向のほうがわずかに長くなっています。赤道は北極点・南極点のいずれからも等距離(約1万km)に位置します。
赤道が通る国々
赤道はアフリカ大陸・アジア・南アメリカ大陸などを横切り、約13か国の領土を通過します。具体的にはエクアドル・コロンビア・ブラジル・ガボン・コンゴ共和国・コンゴ民主共和国・ウガンダ・ケニア・ソマリア・モルディブ・インドネシア・キリバスなどがあります。「エクアドル」というスペイン語の国名そのものが「赤道」を意味します。
赤道の気候
赤道付近は太陽が1年を通じてほぼ真上から照りつけるため、気温が高く降水量も多い熱帯気候となります。季節の変化は乏しく、年間を通じて蒸し暑い日が続きます。この豊富な日射と雨が熱帯雨林を生み出し、地球上の生物多様性の宝庫となっています。
昼と夜の長さ
赤道上では、春分・秋分だけでなく1年中ほぼ昼夜12時間ずつになります。これは太陽の軌道が赤道に対して垂直に近い角度で交わるためです。日本のように夏に昼が長く冬に短くなるという季節変化はほとんど生じません。