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R・K・ナラヤンとは?

あーるけーならやん

R・K・ナラヤンは、架空の南インドの町「マルガリ」を舞台にした作品で知られるインド英語文学を代表する小説家です。

R・K・ナラヤン(Rasipuram Krishnaswami Iyer Narayanaswami、1906〜2001年)は、インド英語小説家で、20世紀インド文学を世界に広めた最重要作家のひとりです。グレアム・グリーンらの推薦によって国際的に認知されるようになりました。

ナラヤンの作品の大きな特徴は、彼が創り上げた架空の南インドの町「マルガリ(Malgudi)」を舞台にしていることです。南インドのマイソールをモデルにしたこの架空都市は、植民地時代から独立後のインドにかけての庶民の生活、欲望、葛藤、滑稽さを生き生きと描く舞台となりました。マルガリはインド文学における最も愛された「架空の場所」のひとつとして称えられています。

代表的な作品には次のものがあります。

  • 『スワーミーと仲間たち』(1935年)— デビュー作、少年たちの友情と冒険
  • 『案内人』(1960年)— 不誠実な観光ガイドが偶然聖人とみなされる物語
  • 『金融家』— 小さな町の欲深な実業家の物語
  • 『神の書記』— マルガリ連作短編集

ナラヤンは難解な文体や思想を避け、平易な英語と軽妙なユーモアで人間の普遍的な姿を描きました。インドの文化・宗教・風土を損なうことなく英語という外国語で表現することに成功した点で、ポストコロニアル文学の先駆者とも評されます。インド政府から最高文学賞であるサヒティヤ・アカデミー賞をはじめ多くの栄誉を受けました。

使い方・例文

「R・K・ナラヤンの小説は、架空の町マルガリを通じてインドの庶民生活を温かくユーモラスに描き、世界中で読まれている」という形で紹介されます。

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