PPAP(量産承認プロセス)とは?
ぴーぴーえーぴー
PPAP(量産承認プロセス)とは、自動車部品などの量産開始前に品質を証明するための標準的な文書提出・承認手続きのことです。
PPAP(Production Part Approval Process)とは、主に自動車産業において、サプライヤーが量産部品の製造工程と品質を顧客に証明・承認してもらうための標準的なプロセスです。米国のAutoSAT(自動車産業行動グループ)が策定したQS-9000や、後継のIATF 16949に基づく要求事項として広く普及しています。
PPAPの目的は、サプライヤーが設計図面・仕様を正しく理解し、安定した品質の部品を量産できることを実証することにあります。承認提出物(PSW:Part Submission Warrant)を中心に、以下のような文書・証拠を揃えて顧客に提出します。
- 設計記録(図面・仕様書)
- 設計FMEAおよびプロセスFMEA(故障モード影響解析)
- コントロールプラン(管理計画書)
- 寸法測定結果および材料・性能試験報告書
- MSA(測定システム解析)・初期工程能力調査(Cpk)
承認レベルは1〜5の5段階あり、部品の複雑さやリスクに応じて提出物の範囲が決められます。PPAPを経て顧客の承認を受けることで、量産出荷が正式にスタートします。このプロセスにより、設計変更時や新規サプライヤー採用時の品質リスクが大幅に低減されます。
使い方・例文
自動車メーカーがサプライヤーから新型エンジン部品を調達する際、量産開始前にPPAPを要求し、工程能力や寸法測定データなど一式の書類審査・承認を経てから納入が始まります。
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