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NTPとは?

えぬてぃーぴー

NTPとは、インターネット上のコンピュータの時刻を正確に同期するためのプロトコルで、世界中のサーバーが協調して精密な時刻情報を提供します。

NTP(Network Time Protocol)は、ネットワークに接続されたコンピュータやデバイス時計協定世界時(UTC)に基づいて正確に合わせるためのプロコルです。1985年にデラウェア大学のデビッド・ミルズ博士によって設計され、現在もインターネットの根幹を支える重要なプロトコルのひとつとして広く利用されています。

NTPは「階層(ストラタム)」と呼ばれる構造で構成されています。最上位のストラタム0にはGPS受信機や原子時計などの高精度時刻源があり、それに直接接続されたサーバーがストラタム1(プライマリサーバー)です。一般のコンピュータはストラタム2以下のサーバーから時刻を取得します。この階層構造により、負荷を分散しながら高精度な時刻同期を実現しています。

コンピュータの時刻が正確であることは以下の場面で特に重要です。

  • ログファイルのタイムスタンプの整合性確認
  • SSL/TLS証明書の有効期限検証
  • 分散システムやデータベースのトランザクション順序の保証
  • 金融取引・電子署名の正確な記録

Windowsでは「Windowsタイムサービス」、LinuxではntpdやchronyなどのNTPクライアントが標準的に利用されています。またスマートフォンも携帯電話網や無線LANを通じてNTPや類似の仕組みで時刻を同期しています。

使い方・例文

Linuxサーバーで複数台のサーバーが協調動作する場合、全サーバーがNTPで同じ時刻に同期されていることで、ログの突き合わせや分散処理の整合性が保たれます。

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