GPS漁労情報とは?
じーぴーえすぎょろうじょうほう
GPS漁労情報とはGPSを用いて漁船の位置・操業内容・漁獲データを記録・共有する、漁業の効率化と資源管理に役立てる情報システムのことです。
GPS漁労情報とは、GPS(全地球測位システム)を活用して漁船の航行軌跡や投縄・揚縄の位置、漁獲量・魚種などの操業データを記録・蓄積したものです。近年ではタブレットや専用端末を漁船に搭載し、リアルタイムまたは帰港後に情報をクラウドへ送信・共有するシステムが普及しています。
GPS漁労情報が活用される主な場面は以下のとおりです。
- 好漁場の把握:過去の漁獲実績と位置情報を組み合わせ、季節や海況ごとの好漁場を分析する
- 操業安全の向上:船位情報を陸上から把握し、悪天候時の避難支援や事故対応に活用する
- 資源管理・科学調査:漁獲量・魚種の分布データを蓄積して、水産資源の状態を評価する材料にする
- トレーサビリティ:どこでいつ獲れた魚かを記録し、流通過程での産地証明を支援する
漁業のデジタル化(スマート漁業)の基盤として、GPS漁労情報は水産庁や自治体の支援制度でも導入が推進されています。データを漁協や研究機関が共有することで、個々の漁師の経験知を超えた資源管理と漁場利用の最適化が期待されています。
使い方・例文
カツオ漁船がGPS連動の漁労日誌システムを使い、毎日の操業位置と漁獲尾数を自動記録することで、翌シーズンの出漁計画や資源量推定に役立てる場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: