FFTアナライザーとは?
えふえふてぃー あならいざー
FFTアナライザーとは、音や振動などの信号を周波数成分に分解して可視化・分析する計測機器です。
FFTアナライザー(Fast Fourier Transform Analyser)とは、フーリエ変換のアルゴリズムを活用して、時間領域の信号を瞬時に周波数領域のスペクトルへ変換し、その結果を画面上に表示する計測・分析機器です。
もともと複雑な数学的演算であったフーリエ変換を、コンピュータ上で高速に実行できるようにしたFFT(高速フーリエ変換)アルゴリズムの登場により、リアルタイムでの周波数分析が実用的になりました。音響エンジニアリングや振動解析、電気回路の検査など幅広い分野で活用されています。
主な用途は以下のとおりです。
- 音楽スタジオや音響設計でのルーム音響測定
- 機械設備の異常振動検出・予防保全
- 電子回路のノイズ源特定
- 地震波・音声信号の研究・解析
表示画面では横軸に周波数(Hz)、縦軸に振幅(dB)が示され、どの周波数帯域にどれほどのエネルギーが存在するかを一目で把握できます。音楽分野では、楽器の音色特性の把握やエフェクト処理の効果確認に用いられ、録音・制作の現場でも欠かせないツールとなっています。
使い方・例文
レコーディングスタジオで、マイクで収録した音のFFTアナライザー表示を見ながら、低域の不要な共鳴成分をイコライザーでカットするといった使い方がされます。
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