EPAとは?
いーぴーえー
EPAとは、国家間で関税撤廃だけでなく投資・サービス・知的財産など幅広い分野の経済協力を定めた協定のことです。
EPA(イーピーエー)は「Economic Partnership Agreement(経済連携協定)」の略称で、2か国または複数の国・地域の間で、貿易の自由化に加え、投資、サービス、知的財産保護、政府調達、人の移動など幅広い経済分野での協力・ルールを取り決めた包括的な協定です。
EPAとよく混同されるFTA(自由貿易協定)は主に関税撤廃・削減に焦点を当てた貿易協定ですが、EPAはFTAの内容を含みながらさらに広い分野の連携・協力を含む点が大きな違いです。EPAはFTAを「内包しつつ発展させた」形の協定と理解できます。
EPAの主な内容には以下が含まれます。
- 物品関税の撤廃・削減(FTAの要素)
- サービス貿易の自由化(金融・通信・教育など)
- 投資の自由化と保護のルール整備
- 知的財産権の保護強化
- 政府調達の開放
- 人の移動(労働者・専門家の往来の円滑化)
日本は多くの国・地域とEPAを締結しており、日EU・EPA(2019年発効)や日英EPA、RCEP(地域的な包括的経済連携)などが代表例です。EPAの締結により輸出企業は関税負担の軽減や新市場へのアクセス改善が期待でき、消費者は輸入品価格の低下といった恩恵を受けられる場合があります。
使い方・例文
日本とEUが締結したEPAにより、チーズやワインなどの欧州産食品の関税が段階的に引き下げられ、消費者が手頃な価格で購入しやすくなりました。
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