EF スケールとは?
いーえふすけーる
竜巻の強度を風速と被害状況から0〜5段階に分類する改良版竜巻強度スケールです。
EFスケール(Enhanced Fujita Scale:改良藤田スケール)とは、竜巻の強度を被害の状況と推定風速に基づいて0〜5の6段階に分類する指標です。もともと藤田哲也博士が1971年に考案したFスケール(藤田スケール)を改良したもので、2007年にアメリカで正式採用されました。
FスケールからEFスケールへの主な改良点は、風速の推定精度の向上です。Fスケールは理論的な風速値を使っていましたが、EFスケールでは建物・構造物・樹木など28種類の「被害指標(DIs)」と詳細な被害程度(DoD)を参照し、より実態に即した風速範囲を割り当てています。
各スケールの概要は以下の通りです。
- EF0:最大風速約29〜38m/s。軽微な被害(枝折れ、看板破損など)
- EF1:約39〜49m/s。屋根の一部損壊、窓ガラス破損
- EF2:約50〜60m/s。住宅の屋根が剥がれ、大木が倒壊
- EF3:約61〜74m/s。住宅の外壁まで損壊
- EF4:約75〜89m/s。木造家屋が全壊
- EF5:約90m/s以上。鉄筋コンクリート建物も損壊する壊滅的被害
日本では独自の「JEFスケール」が2016年に導入されており、日本の建築様式に合わせた被害指標が設定されています。竜巻発生後の気象庁調査でもこのスケールが活用されています。
使い方・例文
アメリカで大規模な竜巻が発生したニュースで「EF4の竜巻が町を直撃」と報道される場面や、気象解説で竜巻の強さを説明する際に使われます。
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