DE10とは?
でぃーいーじゅう
DE10とは、日本国有鉄道が開発した液体式ディーゼル機関車で、入換作業や非電化ローカル線の牽引を目的に広く使われてきた形式です。
DE10形ディーゼル機関車は、国鉄が1966年から製造を開始した液体式ディーゼル機関車です。非電化路線での貨客列車牽引と、操車場・駅構内での入換(車両の組み替え)作業の両方をこなせるよう設計された「汎用機関車」として位置づけられています。
最大の特徴は車軸配置にあります。DE10はAAA-Bという独特の配置を採用しており、中央の3軸動輪台車と、後方の1軸動輪・1軸従輪から成る台車で構成されています。この設計により、急曲線の多いローカル線での走行性能と、入換作業に必要な低速牽引力を両立しています。
エンジンは当初DML61S型を搭載し、出力は約1,000馬力(後期型では改良版)。液体変速機を介して動力を伝えます。入換用の低速段と本線走行用の高速段を切り替えられる構造です。
国鉄民営化後もJR各社に引き継がれ、長年にわたって全国で活躍しました。近年は後継機や電気式ディーゼル機関車への置き換えが進んでいますが、臨時列車の牽引や工事列車などで今も現役の車両が残っています。鉄道ファンからも「デーテン」の愛称で親しまれています。
使い方・例文
DE10は操車場での貨車の入換作業から、非電化ローカル線の客車列車・貨物列車の牽引まで幅広く用いられ、国鉄・JRを支えた万能機関車として知られています。
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