Barthel指数とは?
ばーせるしすう
Barthel指数とは、日常生活動作(ADL)の自立度を数値化するリハビリテーション領域の評価スケールです。
Barthel指数(バーセル指数)とは、脳卒中・骨折・加齢などにより日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)に障害が生じた患者の機能的自立度を評価するための標準化されたスケールです。1965年にFlorence MahoneyとDorothea Barthelによって開発され、現在もリハビリテーション医学・介護領域で最も広く使われる評価ツールの一つです。
評価項目は以下の10項目で構成されています。
- 食事・整容・トイレ動作・入浴
- 移動(歩行・車椅子)・階段昇降
- 更衣・排便コントロール・排尿コントロール
- ベッド〜椅子間の移乗
各項目を「完全自立」「部分介助」「完全介助」の段階で採点し、合計スコアは0〜100点となります。100点が完全自立を意味し、スコアが低いほど介護依存度が高いことを示します。一般的に60点以上で「ある程度の自立」、40点未満では「多くの場面で介護が必要」とされています。
Barthel指数はリハビリの効果測定、退院後のケアプラン策定、介護保険の要介護認定補助資料など多様な場面で活用されます。評価が簡便で信頼性・妥当性が高いことから、国際的な臨床研究や診療ガイドラインでも広く採用されています。
使い方・例文
脳梗塞でリハビリ病院に入院した患者が、入院時にBarthel指数20点(ほぼ全介助)から退院時に75点(大部分自立)に改善した場合、数値でリハビリの成果を客観的に示すことができます。
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