APIゲートウェイとは?
えーぴーあいげーとうぇい
APIゲートウェイとは、クライアントからの複数のAPIリクエストを一元的に受け付け、適切なバックエンドサービスへ振り分けるサーバーの役割を果たすコンポーネントです。
APIゲートウェイ(API Gateway)とは、システム外部からのAPIリクエストを単一のエントリーポイントとして受け取り、認証・認可・ルーティング・レート制限・プロトコル変換などを行ってバックエンドの各サービスへ転送するミドルウェアです。マイクロサービスアーキテクチャにおいて特に重要な役割を担います。
APIゲートウェイが提供する主な機能を整理すると以下のとおりです。
- ルーティング:URLパスやメソッドに基づいてリクエストを適切なバックエンドサービスへ転送
- 認証・認可:APIキーやJWTトークンの検証を集中管理
- レート制限:一定時間内のリクエスト数を制限してバックエンドを保護
- 負荷分散:複数のサービスインスタンスへリクエストを振り分け
- キャッシュ:レスポンスをキャッシュしてバックエンドの負荷を軽減
- ログ・監視:全APIトラフィックを一元的に記録・モニタリング
クライアント(モバイルアプリやウェブブラウザ)はAPIゲートウェイの一つのエンドポイントだけを知っていれば良く、バックエンドのサービス構成を意識する必要がありません。これにより、バックエンドの変更・スケールアップが容易になります。
代表的なAPIゲートウェイ製品・サービスとしては、AWS API Gateway・Kong・NGINX・Azure API Managementなどがあります。小規模なシステムではリバースプロキシと兼用することもあります。
使い方・例文
スマートフォンアプリが「ログイン」「商品一覧取得」「注文確定」を一つのドメインに向けてリクエストを送り、APIゲートウェイが内部で適切なサービスに振り分ける仕組みが典型的な使い方です。
この用語をシェア
最終更新: