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食品安全委員会とは?

しょくひんあんぜんいいんかい

食品安全委員会とは、食品に含まれる添加物・農薬・汚染物質などが健康に与えるリスクを科学的に評価する、内閣府に設置された独立機関です。

食品安全委員会(Food Safety Commission of Japan、略称FSCJ)は、2003年(平成15年)に食品安全基本法の施行とともに内閣府に設置された独立した行政機関です。従来、農林水産省や厚生労働省が行っていた「リスク管理」と「リスク評価」を分離し、科学的・中立的な食品安全評価を専門に担う組織として誕生しました。

委員会の主な役割はリスクアセスメント(食品健康影響評価)です。具体的には次の業務を行います。

  • 食品添加物の安全性評価:使用が認められる添加物の一日摂取許容量(ADI)の算定
  • 農薬・動物用医薬品の残留基準設定に係る評価:食品中に残留する化学物質の許容量を科学的に審査
  • 汚染物質・微生物のリスク評価:カドミウム、ダイオキシン、食中毒原因菌などの評価
  • 遺伝子組換え食品の安全性審査:GMO食品の健康への影響を科学的に評価
  • プリオン(BSE)対策評価:牛海綿状脳症に関するリスク評価

委員会は7名の委員と複数の専門調査会で構成され、評議の透明性を確保するため審議の多くが公開されます。評価結果は厚生労働省や農林水産省といったリスク管理機関に通知され、規制基準の策定に活かされます。また、消費者・事業者・行政機関との「リスクコミュニケーション」活動を通じて、食品安全に関する情報を広く社会に発信する役割も担っています。

使い方・例文

新たな農薬の残留基準を厚生労働省が設定する際、食品安全委員会がその農薬の人体への影響を科学的に評価し、安全と認められる摂取量の上限を答申する場面で登場します。

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