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非核兵器地帯とは?

ひかくへいきちたい

核兵器地帯とは、核兵器の配備・製造実験・持ち込みを条約によって禁止した特定の地理的地域のことです。

核兵器地帯(NWFZ:Nuclear-Weapon-Free Zone)とは、域内の国々が条約を結び、核兵器の開発・製造実験・配置・持ち込みを包括的に禁止した地理的区域です。単に核兵器を持たないという個々の国の宣言とは異なり、条約に基づく法的拘束力を持つ集団的な取り決めである点が重要です。

非核兵器地帯の設立は、地域の安全保障を高め、核不拡散体制を補完し、最終的な核廃絶に向けた一歩とされています。各地帯の条約は核保有国に対して、域内諸国への核攻撃や核の脅しを行わないという「消極的安全保証」を求める議定書を含む場合がほとんどです。

世界には現在、以下のような非核兵器地帯条約が発効しています。

  • ラテンアメリカ・カリブ海地域:1967年のトラテロルコ条約(世界初の非核兵器地帯)
  • 南太平洋:1985年のラロトンガ条約
  • 東南アジア:1995年のバンコク条約
  • アフリカ:1996年のペリンダバ条約
  • 中央アジア:2006年のセメイ条約

南極・宇宙空間・海底も別の条約で核兵器が禁止されており、事実上の非核兵器地帯として機能しています。東北アジア(日本・朝鮮半島・中国を含む地域)での設立は、北朝鮮の核開発などにより実現が難しい状況が続いています。

使い方・例文

東南アジアはバンコク条約により非核兵器地帯に指定されており、ASEAN加盟国は域内での核兵器の開発・配備が禁じられています。

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