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電解コンデンサとは?

でんかいこんでんさ

電解コンデンサとは、電解液や固体電解質を用いて大きな静電容量を小型サイズで実現した有極性のコンデンサです。

電解コンデンサは、アルミニウムタンタルなどの弁金属を陽極として、その表面に形成した酸化皮膜を誘電体として利用するコンデンサです。誘電体層が非常に薄いため、同じ体積でも他のコンデンサと比べてはるかに大きな静電容量を得られます。

最も一般的なアルミ電解コンデンサは、エッチングで表面積を拡大したアルミ箔を陽極とし、電解液を含ませたセパレータを介して陰極箔と組み合わせ、円筒形のケースに収めた構造です。容量は数μFから数万μFまであり、電源回路の平滑や大容量バイパスに欠かせません。

主要な種類を挙げると以下の通りです。

  • アルミ電解コンデンサ:最も普及、液体電解質タイプ
  • 固体アルミ電解コンデンサ(固体コン):導電性高分子を電解質に使い長寿命・低ESR
  • タンタル電解コンデンサ:小型高容量、精密機器向け

電解コンデンサは極性(プラス・マイナス)があるため、逆接続すると破損や液漏れの原因になります。また、電解液の経年蒸発によって寿命がある部品としても知られ、電子機器の修理では電解コンデンサの交換が重要な作業になることがあります。近年はより長寿命な固体タイプへの置き換えが進んでいます。

使い方・例文

パソコンの電源ユニットやマザーボードで、整流後の脈動電圧を平滑化するために大容量の電解コンデンサが多数搭載されています。

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