電磁ブレーキとは?
でんじぶれーき
電磁ブレーキとは、電磁力を利用して回転体の速度を落としたり停止させたりする制動装置のことです。
電磁ブレーキとは、電気(電磁力)を利用して機械の回転を減速・停止させるブレーキ装置の総称です。摩擦材を使う機械式ブレーキと異なり、電磁力や電磁誘導の原理を利用することで非接触または無摩耗での制動が可能です。
電磁ブレーキには主に以下の種類があります。
- 電磁摩擦ブレーキ:コイルに通電すると電磁石が摩擦板を吸引・圧着し制動力を発生する。エレベーターや工場の機械で広く使われる
- 渦電流ブレーキ(エディカレントブレーキ):磁場の中で金属が動くと発生する渦電流が抵抗となって制動力を生む。新幹線の補助ブレーキや車両の試験装置に採用
- リニアブレーキ(レールブレーキ):電磁石をレールに押し付けて制動する方式。高速鉄道の緊急ブレーキとして使用
鉄道車両においては、非常ブレーキや補助制動装置として電磁ブレーキが用いられており、高速域での制動性能向上に貢献しています。また、摩耗する部品が少なく保守性に優れるため、工業用機械やロボットのモーター制御にも幅広く活用されています。
使い方・例文
新幹線が非常停止する際の補助制動装置として電磁ブレーキ(渦電流ブレーキ)が働き、通常の摩擦ブレーキと合わせて短距離での停止を実現しています。
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