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雪洞とは?

ぼんぼり

雪洞とは、雪を固めて作ったドーム状の穴や空間で、冬山登山や冬期野営での緊急避難ビバークに使われるシェルターです。

雪洞(せつどう・ゆきほら)とは、積雪の多い場所で雪を掘り込んで作るシェルター(避難所)のことです。登山スキー・雪中行軍などアウトドア活動の冬期ビバーク(緊急野営)の手段として古くから活用されています。

雪洞の仕組みは、断熱材としての雪の性質を利用しています。雪は多量の空気を含むため熱伝導率が低く、外気温がマイナス20〜30度になるような厳冬でも、内部は人の体温だけで氷点付近に保たれます。テントと比較して風雪の影響を受けにくく、吹雪の中でも比較的安定した環境を確保できます。

一般的な雪洞の作り方は次の手順です。

  1. 斜面や吹きだまりなど積雪が十分にある場所を選ぶ。
  2. 入口となるトンネルを掘り進め、内部に向かってドーム状の空間を広げる。
  3. 天井を30〜40センチ以上の厚さに保ち、崩落を防ぐ。
  4. 内部の床面は入口より一段高く作り、冷気がたまりにくくする。
  5. 換気穴を設けて一酸化炭素中毒を防ぐ。

雪洞は単なる緊急手段にとどまらず、スノーキャンプを楽しむ目的でも作られます。注意点としては、内部での火器使用時の換気不足による一酸化炭素中毒、気温上昇による天井崩落、出口が埋まるリスクなどが挙げられます。また「ぼんぼり」を指す「雪洞(ぼんぼり)」という別の読み方も存在し、雛祭りや祭礼の装飾品として知られています。

使い方・例文

「冬山で天候が急変したため、パーティーは雪洞を掘って一夜を過ごし、翌朝の好天を待って下山した」のように冬山登山・アウトドアの文脈で使われます。

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