雅語とは?
がご
雅語とは、日常の俗語に対して上品・格調あるとされる言葉で、主に和歌や古典文学で用いられてきた伝統的な表現です。
雅語(がご)とは、俗語や口語に対して上品で格調が高いとされる言葉のことを指します。古典和歌や宮廷文学で長く使われてきた表現が多く、「雅(みやび)」な言葉という意味合いを持ちます。
雅語の特徴として、日常会話ではあまり使われない語彙が多く、和歌の言葉として定着した「歌語(うたことば)」と重なる部分が大きいです。たとえば「月」を「おつきさま」ではなく「月影(つきかげ)」「月の顔(つきのかお)」と表現したり、「涙」を「袖を濡らす」と間接的に示したりする表現が挙げられます。
雅語は主に以下のような文脈で現れます。
- 万葉集・古今和歌集など古典和歌の語彙
- 源氏物語・枕草子などの平安文学
- 茶道・華道・能など伝統文化に関連する専門語
- 改まった文章表現や祝辞・弔辞
現代では文語体や詩歌の分野以外では使われることが少ないですが、改まった挨拶文や結婚式のスピーチなどで形式的に用いられることがあります。雅語を知ることで古典文学の鑑賞が深まり、日本語の美的表現の奥行きを理解する手がかりになります。
使い方・例文
「春暁(しゅんぎょう)」や「霞たなびく」といった言葉は雅語の典型で、古典和歌や改まった詩文の中で登場します。
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